サイトの不測の事態に備え、バックアップと復元の手順を正しく理解しておくことは運用において最も重要です。Raptioでは、データベースとファイルシステムの両方をバックアップ対象とします。
1. バックアップの取り方
バックアップには「データベースのダンプ」と「ファイル群のコピー」の2工程が必要です。
データベースのダンプ
データベース管理ツール(phpMyAdmin等)を使用します。
データベースを選択し「エクスポート」機能から、SQL形式でデータをダウンロードします。これが投稿や設定情報のバックアップとなります。
ファイルのコピー
FTPクライアントソフトを使用して、サーバー上のRaptioインストールディレクトリ全体をローカル環境へダウンロードします。
特に /themes/、/plugins/、/uploads/ の3ディレクトリは必ず保存してください。
保存先の管理
バックアップファイルには作成日時を付与し、ローカル環境および外部のクラウドストレージ等へ複数箇所に分けて保存してください。
2. 復元方法(リストア)
万が一サイトに障害が発生した場合、以下の手順で以前の状態へ戻します。
環境の整理
障害の原因となっている箇所を特定し、必要であればサーバー上の該当ファイルを一旦すべて削除して空の状態にします。
ファイルのアップロード
バックアップを取っておいたファイルを、元のディレクトリ構成を維持したままサーバーへアップロードします。
データベースのインポート
データベース管理ツールを使用し、バックアップしていたSQLファイルをインポートします。これにより、投稿データやシステム設定が復元されます。
パーミッションと動作の確認
ファイルのアップロード完了後、ディレクトリやファイルのパーミッションが適切か確認してください。
管理画面にアクセスし、正しく動作しているか、リンク切れがないかを最終確認します。
注意事項
動作環境の同期: 復元時は、バックアップ時点のPHPバージョンやサーバー環境と、復元先の環境に大きな乖離がないようにしてください。
確認作業: 復元直後は必ずサイトの公開側と管理画面側の両方を表示し、エラーが出ていないことを確認してください。
定期的なテスト: バックアップは「取るだけ」にならず、実際にバックアップファイルから復元できるか、テスト環境で定期的に確認することを強く推奨します。